機能矯正
- 反対咬合の症例
- 開口及び前歯部狭窄の症例
- 過蓋咬合の症例
反対咬合の症例
下の歯が上の歯より前に出ている受け口
反対咬合の症例 矯正前
下の歯が上の歯より前に出ている受け口(反対咬合)。3歳児検診で4-5%の割合で見つかるが、「しばらく様子を見ましょう」と言われ、放置するケースが多い。しかし自然に治る率は低く、治療が必要です。
いつ、どう治療すれぱよいのか?。
反対咬合って、自然に治るのでしょう?
永久歯が生える時、自然に治ることかあります。
ただし、かなり少数例です。
- 反対になっている下の前歯が、5~6本。
- 逆の噛み合わせが深い。
- 近親に反対咬合の人がいる。
これらの場合、自然に治る可能性は、極めて少ないと考えて良いでしょう。
反対咬合は親から遺伝する?
反対咬合は、遺伝します。顔形は、ご両親に、似ます。
残念ながら、反対咬合の家系があります。
しかし、早めに対処することで、かなり改善できると、考えています。
いずれにせよ、遺伝の有る無しに関わらず、早めに、受診することを、お勤めします。
反対咬合の症例 矯正後噛み合わせを、逆のままにしておくと、下顎骨が過成長し易い状態が続きます。
下顎骨が取り返しの付かない程、大きくなってしまう前に、逆の噛み合わせは治しておくべきです。
早ければ早い程、ご本人の負担は軽くて済むと思います。
年齢が高くなると、治療法の選択肢が狭くなります。
過成長し、大きくなってしまった「下顎骨を切断して縮める」という手術法も、選択肢に上がってきます。
受け口治療に関する Q&A
Q 永久歯がはえるまで、様子見を勧められましたけど?
A 「…大丈夫ですか?」というご質問を、よく戴きます。
自然に治る場合もあります。しかし、それはかなり少数です。
ご相談できる歯医者に診て貰い、セカンドオピニオン(意見)を求める事を、お勤めします。
私たちは、大半の方に、早期初期治療が必要と考えています。
Q 反対咬合、治した方が良いの?
A 不正咬合であるから成長発育が遅れるという事は、基本的にありません。
しかし、サ行、タ行の発音に、特徴的な舌足らずのしゃべり方になる。
食べ方が、ワニの様だという様な特徴が現れることがあります。
しゃべり方にも、食べ方にも問題が現れます。
しかし、私たちが、治療を勧める第一の理由は、審美的な理由です。
反対咬合特有の顔貌に、劣等感を感じることがあります。心の負担を軽くし、生活の質の向上が目標です。
Q どうして反対咬合になるの?
A 口には、多くの筋肉が整然と並び、機能しています。
舌は、代表的な筋肉の固まりです。
きれいな歯並びの人の舌は、嚥下(のみ込む)する時、上顎を押きえつける様に、ぴったりと収まります。
しかし、反対咬合の人は、上顎には着きません。
嚥下の都度、舌は下顎を前方に押します。従って、上顎は小さく、下顎は大きくなってしまうと考えられています。
すなわち、口腔周囲の筋肉が正ししく機能しないと、不正咬合になるという事です。
Q どうやって治すの?
A 筋機能のアンバランスが、不正咬合を造ります。
バランスを整え、調和を取り戻せば、不正咬合は、回復します。
反対咬合の原因の一つは、舌が低い位置で機能していることです。
ですから、治療目標は、まず、舌を掌上して上けることです。
その様に、バランスを取り戻す器具が、機能的顎矯正装置、ムーシールドです。
就寝中使用します。
取り外し出来る装置ですから、上手く使えなかったり、諸条件によっては、期待する効果を得られないこともあります。
主治医に充分相談の上、ムーシールドを使うことを、お勤めします。
Q 一度治したら、もう大丈夫?
A ムーシールド治療法は、大抵の場合、およそ1年間を目標に治療します。
一度治したら、「もう大丈夫」という人が、大半です。
しかし、成長がスパートする頃、再治療を必要とする場合があります。
定期健診は重要です。
女子は15~16歳。
男子は17~18歳まで成長します。
その頃まで、定期健診を続けることが理想です。







HOME
前のページへ